リボン運動って知ってる?色で意味が変わるアウェアネス・リボンとは?

リボン運動って知ってる?色で意味が変わるアウェアネス・リボンとは?のアイキャッチ話題のネタ
この記事は約7分で読めます。

リボン運動とは何か?

リボン運動とは何か?

ななころ
ななころ

ねぇ、リボン運動って知ってる?

やおこ
やおこ

ピンクリボンやレッドリボンは有名よね。

他にもあるの?

ななころ
ななころ

正確には「アウェアネス・リボン」っていうんだけどね。

色によって意味が変わるみたいだよ。

やおこ
やおこ

アウェアネス・リボン?

その名前は初耳ね。

アウェアネス・リボンの由来

アウェアネス(Awareness)とは、直訳すると「認識、気づき」という意味で、アウェアネス・リボンは「気づきのリボン」と訳されます。

発祥の由来は諸説ありますが、1980年代のアメリカでピンクリボン運動が最初とされています。
その後、1990年代に活動が拡大していき、日本に広まったのが2000年代です。

アウェアネス・リボンの種類の一覧

アウェアネス・リボンは色によって意味が変わり、その種類は数十種類にのぼります。

リボンの色運動の意味(一例)
ピンクリボン乳がんの知識の理解、早期受診の啓蒙
レッドリボンエイズ(AIDS)への理解と支援
ホワイトリボン男性による女性への暴力の防止
ブルーリボン北朝鮮に拉致された日本人を救出するための運動
シルバーリボン脳や心の疾患やメンタルヘルスへの理解の促進
グリーンリボン移植医療の普及、環境保護
パープルリボン女性に対するあらゆる暴力の根絶
オレンジリボン児童虐待防止
ブルー&イエローリボンダウン症の理解
バイオレットリボンホジキン病患者の生活の改善
そら色リボン性同一性障害(GID)への理解
レインボーリボンLGBTや性的少数者への理解
イエローリボン障害を持つ人たちの自立
ブラックリボン死者への追悼
ゴールドリボン小児がんの啓発
ブラウンリボン北方領土の返還運動
ティール&ホワイトリボン子宮頸がんの理解
うぐいすリボン表現の自由の保護
キミドリリボン子どもの連れ去りや引き離し別居の防止
マゼンタリボン摂食障害の理解
やおこ
やおこ

すごい種類あるのね。
しかも、病気のことから社会問題まで。

ななころ
ななころ

「アウェアネス・リボン」という部分は統一されてるけど、運動の意味も支援している団体もさまざまみたいだよ。

ここで挙げた一覧は世界に存在しているアウェアネス・リボンの一例です。他の色の運動も存在します。
また、同じ色でも意味が全く異なるものもあるため、上の表は一例として挙げています。

アウェアネス・リボンはどこに付ければいいの?

アウェアネス・リボンの付ける場所は、ピンバッジを洋服の胸ポケットに留めると思われがちですが、キーホルダー、ストラップ、スマホケースなどいろんなタイプがあります。
大切なのは表明する「気持ち」ですから、付けやすいタイプのものを選べばよいでしょう。

アウェアネス・リボンのグッズはどこで購入するの?

アウェアネス・リボンは、色が意味する目的に賛同するものですから、手作りで作成してもよいですし、グッズを専門店で購入することもできます。

布製、プラスチック製、金属製などがあり、価格や耐久性が変わりますので、お好みの種類を選んで下さい。

コロナ差別をなくそう、シトラスリボン

アウェアネス・リボンではないですが、リボン運動の一環としてぜひ紹介したいのが、シトラスリボンです。

新型コロナウイルス感染者や医療従事者への差別をなくしたい、そんな気持ちで作られたシトラス(かんきつ類)カラーのリボン。
2020年4月、愛媛県の松山大学の教員たちの「シトラスリボン運動」が全国に広がりをみせています。

やおこ
やおこ

愛媛県の特産といえば、かんきつ類だものね。

日本のブレスレット運動との違いは?

別の記事で日本のインターネット発祥のブレスレット運動を紹介しました。

ななころ
ななころ

それぞれの共通点です。

  • 色に意味があり、その運動に賛同する意思を表す
  • 形にしてそれを身体に身に付ける
ななころ
ななころ

それぞれの違う点です。

  • 規模(国際的か日本特有か)
  • 知名度
  • 対象となる運動の範囲
ななころ
ななころ

気持ちを形にして、賛同する」のは共通ですね。

リボン運動って知ってる?色で意味が変わるアウェアネス・リボンとは?のまとめ

リボン運動って知ってる?色で意味が変わるアウェアネス・リボンとは?のまとめ

リボン運動(アウェアネス・リボン)は、その色の意味に賛同して、形にして身に付けるものです。
色の意味によって、運動の趣旨が変わることがわかりました。
もし、賛同してみたいという人は、形にして表してみてはどうでしょうか。

お気軽に感想をどうぞ