【書籍レビュー】繊細さんの本

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「気がつきすぎて疲れるが驚くほどなくなる繊細さんの本」の書籍レビュー

書籍の情報

  • タイトル:「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本
  • 著者:武田 友紀
  • 形式:文章
  • 出版日:2018年7月24日
  • 出版社:池田書店
  • ページ数:240ページ
  • 読了目安時間:3~4時間

あらすじ

ささいなことが気になって疲れる人へ――

自分もHSPである専門カウンセラーだからこそ教えられる「超・実践テクニック集」!
◎まわりに機嫌悪い人がいるだけで緊張する
◎相手が気を悪くすると思うと断れない
◎細かいところまで気づいてしまい、仕事に時間がかかる
◎疲れやすく、ストレスが体調に出やすい
⇒そんな「繊細さん」(HSP)たちから、「人間関係も仕事もラクになった!」と大評判
予約殺到の「HSP(とても敏感な人)専門カウンセラー」による初めての本です!

「私、これだったんだ! 」とSNSで大反響。
続々重版し、50万部突破のベストセラーに!

出典:飛鳥新社 「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

読んでみた感想・書評

HSP(Highly Sensitive Person)という言葉が、少しずつ世間に広まってきましたが、繊細さん」という言葉で更に知れ渡ったのは、この一冊の影響ではないでしょうか

著者の武田友紀さんは、日本でも数少ないHSP専門カウンセラー。
この一冊をきっかけに一躍有名になり、書籍だけでなく、メディア出演、セミナーなどひっぱりだこです。

そんな武田友紀さんが最初に出版した本書。
読み終えた感想は「自分のこころがすっと楽になった!」の一言です。

「繊細さ」は克服するものではなく、強みとして活かすもの。

無理に鈍感になる必要もなく、自分の気持ちに蓋をすることもない。
自分らしく、ありのままに生きていいんだという気持ちになりました。

もし、あなたが繊細さん(HSP)であれば、この本はぜひ手にとってほしい一冊です。

共感ポイント

本書の素晴らしいところは、精神論だけでなく、具体的な手法がちりばめられているところです
600名以上の繊細さんとのカウンセリング経験が惜しげもなく書かれています。

  • 五感別の刺激の予防・回復方法
  • 人間関係の悩みを減らす方法
  • 仕事でのびのび働く方法

繊細さんなら、誰もが持っている悩みを解決するための技術(テクニック)が紹介されています。
私自身にも当てはまる悩みがあり「これは今日からでも使える!」とヒントを得られました。

著者自身も繊細さんだそうです。
だからこそ、繊細さんの気持ちがわかり、悩みが理解できるんですね。

「繊細さ」をありのまま受け入れ、そんな自分を好きになり、強みとして生きていけると背中を押してくれました。

「繊細さんが自分のままで生きる本 繊細さは幸せへのコンパス」の書籍レビュー

書籍の情報

  • タイトル:繊細さんが「自分のまま」で生きる本 繊細さは幸せへのコンパス
  • 著者:武田 友紀
  • 形式:文章
  • 出版日:2019年12月15日
  • 出版社:清流出版
  • ページ数:136ページ
  • 読了目安時間:1~2時間

あらすじ

予約殺到のHSP(繊細な人)専門カウンセラーが今伝えたい、あなたの心がラクになる生き方。今つらくても、大丈夫。めいっぱいの幸せが待っています。

本音と感性を育てて、繊細さんが「自分のまま」で元気に、のびのびと生きるための本!

出典:清流出版 繊細さんが「自分のまま」で生きる本 繊細さは幸せへのコンパス

読んでみた感想・書評

前作の「繊細さんの本」が爆発的ヒットをして、翌年2019年に別の出版社から発売された一冊です。
文章量はやや少なめなので、読みやすい印象を受けました。

この本のテーマは「繊細さんが繊細のまま生きていく」です。

具体的には3つのステップで構成されています。

  1. しんどい状況から脱出する
  2. 心を守り、本来の自分を育てる
  3. 決断し、自分のままで人や社会と関わる

繊細さんは、社会生活で悩みごとが多いですが、その状況からどのように脱出するか。
また、自分の繊細さ(強み)をそのままにして、どう社会と関わっていくかがわかります。

文章の一つ一つがやさしくて、まさに著者の繊細さ、そして読者への配慮が伝わってくる一冊です。

共感ポイント

本書は繊細さんがいま現在、会社や地域・家庭などの社会生活に悩んでいる人向けに書かれています。

繊細さは治すものではなく、育てるもの。

つまり、そのままの自分でいいんだよ、ということが伝わってきまます。

「そのまま」というのは、何もしないのではなく、自分に合った生き方をしようと受け取りました。
まさに、タイトルにもある通り「幸せのコンパス」が描かれています。

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