うつ病が治るまでの3段階とは?段階ごとの症状と注意点

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うつ病が治るまでの3段階と注意点

やおこ
やおこ

うつ病ってどういう段階で治るものなの?

ななころ
ななころ

大きく分けると「急性期」「回復期」「再発予防期」の3つだね。

やおこ
やおこ

じゃあ、段階によって注意することとかあるの?

ななころ
ななころ

そうだね。じゃあ、ここではそれをわかりやすく見ていこう。

段階ごとのうつ症状のグラフ

うつ病の3段階「急性期」「回復期」「再発予防期」のグラフ

ななころ
ななころ

まずは段階ごとのうつ症状の波をグラフでわかりやすくしてみました。
下にいくほど、うつ症状が強いってことです。

やおこ
やおこ

一気に下がって、だんだんと波打ちながら良くなっていくのね。

急性期(一番しんどい時期)の症状と注意点

うつ病の症状が出始めて一番つらい時期です。
この時期は治療に徹底して、とにかく休養することが大切です
仕事をしている方なら長期的なお休みをとる。
プライベートでのストレスのかかることはしないなど、こころと身体の休息が大切です。
身体が動かないようであれば、一日中何もしないことも大切です。

一人暮らしの人なら実家に帰省する。
家族と一緒に住んでいる人なら家族の協力を得るなど、誰かの力を借りることも大切です。
人によっては希死念慮(ばくぜんと消えたい感情)が出る人もいるので、場合によっては入院する選択肢もあります。

回復期(だんだん良くなってくる時期)の症状と注意点

うつ病の症状が少しずつ改善していき、活動がだんだんできるようになる時期です。
今までできなかった外出や趣味が少しずつできるようになります
しかし、次の日はまた、うつ症状がぶり返すといった波を繰り返すことが多いです。

この時期は良くなったあとに、また症状が落ち込むという波打ちながら徐々に良くなる傾向にあります
ですので、調子が良い日が続いたからといって、もう治ったと思って焦って職場復帰しようとしたり、自己判断でおくすりを飲むのもやめたりする人もいるようです。
回復期で焦ると悪化や長期化をしかねないので、慎重に主治医や産業医と相談する必要があります。
病気で長期的に休んでいて、いきなり元の社会生活に戻るのは難しいので、一般的にはリワーク(復職訓練)というプログラムに参加します。
また必要であれば、カウンセリングをする時期です。(主治医の許可は必須です)

再発予防期(再発しないように気をつける時期)の症状と注意点

職場復帰をしたあとも再発の恐れがあるので気をつける時期です。
目に見えないのでわかりづらいですが、元の仕事をしようとしてもなかなか発症前のように頭や身体は動きません。
ですので、薬物療法は続けていきます。新しい悩みがあるようならカウンセリングも継続します
うつ病は再発の可能性があるため、同じような環境要因やストレスが降りかかった時に、それをどう乗り越えていくかがポイントになります。
とにかくじっくりと治療をしていくことが大切です。
ちなみに、うつ病は治ることを完治とは言わず寛解かんかいと言います。
寛解とは「病状が治まっておだやかな状態」を指します。

段階ごとの目安期間

一般的な目安期間として、
  • 急性期:1~3ヶ月
  • 回復期:4~6ヶ月
  • 再発予防期:6ヶ月~

とされています。

しかし、あくまで目安であり、人によってさまざまです。
気にしてしまうと、焦りの原因になりますので、こころの状態と相談しつつ、自分のペースで進んでいきましょう。

やおこ
やおこ

ななころさんは最初の休職のときにどうやって過ごしたの?

ななころ
ななころ

では私が過ごした失敗談を赤裸々に語ります。反面教師にして下さい…

体験談から振り返るうつ病治療期の悪い過ごし方

うつ病治療期の悪い過ごし方

ななころ
ななころ

ここでは、私の実体験をもとに過去を振り返ります。
正直、あまり言いたくないですが赤裸々闘病記ですので、全てお話します。

急性期(一番しんどい時期)の失敗談

当時、新婚だった私は家で過ごしていました。
身体が動かないので午後まで寝ていました。
元妻は仕事をしているため、何かできることはないかと掃除や洗濯、食事の用意をしました。(といっても料理スキルがあるわけではないので、近所のスーパーのお惣菜です。)
もともと夜型の私は深夜になると元気が出てきたので深夜に好きなことをして昼夜逆転の生活をしていました。

うつ病になったことは両親には隠していました。
心配をかけたくないと思ったからです。
二人で乗り越えようとしましたが、元妻も仕事が忙しく、家庭内の空気もぎくしゃくしていきました。
限界に思った元妻は両親に伝えてほしいと言い、電話で伝えました。
状況を説明したら、すぐに実家に帰ってくるようにと言われ、一人で戻りました。
そこから実家生活になりました。

実家生活になり、両親のもとで生活をしました。
希死念慮(消えてなくなりたい感情)がひどく、一日中布団にこもっていました。
家事をする必要がないので、ご飯を食べて布団で携帯電話をいじり、寝たいだけ寝るの生活がしばらく続きました。

数ヶ月が経ち、元妻との溝がだんだん生まれてきました。
メールで連絡は取っていましたが、一度も会うことはなかったです。
その溝がだんだんと深まっていき、お互いの家族を交えて今後どうするかを話し合うことになり、最終的には協議離婚することとなりました。

・身体を休めずに無理に家事をしたこと
・昼夜逆転生活をしたこと
・うつ病を両親に隠していたこと
・うつ病の一番しんどい時期(急性期)に大きな決断(離婚)をしたこと

回復期(だんだん良くなってくる時期)の失敗談

離婚して、しばらく喪失感がありましたが、身体がだんだん動くようになり、友人と会ったり新しい友達を作ったりして、夜に外出していた記憶があります。
暴飲暴食もしていました。
しかし、出かけた次の日は身体が動かないという日が続きました。

しばらくしたら、エントリーしていたリワーク先から枠が空いたと連絡がありました。
リワークは通っていましたが、昼夜逆転の生活が続き、朝が起きられないので休む日が多かったです。
そんな時期がしばらく続きました。

・暴飲暴食して、食生活が乱れていたこと
・昼夜逆転を直さなかったこと
・リワークの目的をちゃんと調べず通わなかったこと

再発予防期(再発しないように気をつける時期)の体験談

休職期間の期限が迫ってきて正直焦りました。
ここでやっとリワークを通うようになります。
相変わらず朝はつらかったですが、無理して通っていました。

周りの協力もあり、なんとか職場復帰をさせてもらいました。
原因が職場環境(上司)だったので、別の部署に異動になりました。
ちゃんとこころと身体の回復に努めなかったため、簡単な事務作業なのにこなすのが精一杯でした。
また、新しい部署なので、人間関係の変化に馴染むのも大変でした。
会社は休みがちでしたが、1年ほど過ごしました。
少しずつできる仕事は増えていきましたが、正直自分を騙し騙し働いていたと思います。
つねに環境の変化を恐れ、人間関係に悩み、うつ病発症する前よりも働くのがしんどくなりました。
再発予防をする時期なのに、抑うつ症状は続いていました。

・リワークでちゃんとこころの問題を解決しなかったこと
・カウンセリングで自分の中にある問題点を解消しなかったこと

ななころ
ななころ

書いてて恥ずかしくなりましたが、こんな治療期間を送ってはダメということです。

やおこ
やおこ

もし同じような境遇にいる方は、ななころさんのように過ごさないようにね。

うつ病が治るまでの3段階とは?段階ごとの症状と注意点のまとめ

うつ病が治るまでの3段階とは?段階ごとの症状と注意点のまとめ

うつ病の段階によって、症状や注意点は異なってきます。私の体験談から参考にしてほしいことです。

急性期(一番しんどい時期)
  • 悩みを抱え込まず、家族や友人に助けてもらう
  • 大きな決断はしない、または先延ばしにする
  • 生活リズムは整える
  • 食事はバランスよく、暴飲暴食は控える
回復期(だんだん良くなってくる時期)
  • カウンセリングで自分と向き合って、うつ病の再発予防策を考える
  • リワークはなぜ通うのか目的をちゃんと考える
再発予防期(再発しないように気をつける時期)
  • 再発しないように体調管理を気をつける
  • 薬物療法やカウンセリングは続ける
ななころ
ななころ

私が過ごした失敗談を反面教師としてほしいです。
きちんと段階ごとの症状と注意点を意識して、主治医やカウンセラー、産業医などの意見をちゃんと聞いて下さいね。

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