ドコモの障害者割引(ハーティ割引)を実際に申し込んでみた|手続きの流れと注意点を詳しく解説

ドコモのハーティ割引のアイキャッチ画像。「【申し込み体験談でわかる】ドコモのハーティ割引」というタイトルと、「手続きや料金の疑問がスッキリ解決 あなたに合った最適な答えが見つかります」というサブタイトル。隣では、当事者の男性が笑顔でスマホを掲げ、電話相談で解決する様子が描かれている。
本記事には広告を含む場合がありますが、信頼できる情報の提供に努めています。

「ドコモのハーティ割引って、どんなサービスなんだろう?」
「私の場合は、月々の支払いがどれくらい軽くなるのかな?」
「申し込みたいけど、手続きが難しかったり、何か注意点があったりしないか心配…」

ドコモのハーティ割引について調べても、情報が多くて「結局、自分は使うべき?」と迷ってしまいますよね。

安心してください。
この記事では、実際にハーティ割引を利用している私が、あなたの疑問や不安がスッキリ晴れるように、どこよりも分かりやすく、そして正直に解説します。

最初に結論からお伝えします。
まずは、あなたがどちらのタイプに当てはまるか、チェックしてみてください。

あなたはどっち?最初にチェック!
▼ハーティ割引が特に向いていると思われる方

  • ドコモを1人で契約している
  • 病院や役所など、電話をかける機会が多い
  • スマホの操作や契約に不安があり、店頭で相談したい

▼他の選択肢もあわせて検討したい方

  • 家族の契約状況によっては「みんなドコモ割」を継続した方が、家計全体の負担が軽くなる場合がある
  • dカード GOLDの特典(ポイント還元など)を重視している
  • とにかく月額料金を抑えたい(ahamoやirumoも検討したい)

もし「向いていると思われる方」に当てはまるなら、この記事はきっとあなたの役に立ちます。
「他の選択肢もあわせて検討したい方」に当てはまった方も、この記事を読めば「なぜそう言えるのか」の理由が分かり、あなたの状況に合った最適な選択ができますよ。

この記事は、たんなる制度の解説ではありません。
ドコモを25年以上使い続け、ハーティ割引のありがたさも注意点も知っている私が、あなたの家計の負担を少しでも軽くするための「最適な答え」を見つけるお手伝いをします。

ハーティ割引について解説する「ななころ」
ななころ
この記事ではドコモのハーティ割引に絞って解説しますが、もしauやソフトバンクも含めた3社の割引を比較したい場合は、こちらの記事を参考にしてください。

ドコモのハーティ割引とは?3つの特徴をやさしく解説

ハーティ割引は、ドコモが提供する福祉サービスのひとつです。
精神障害者保健福祉手帳などをお持ちの方が対象で、月々の携帯電話料金の負担を軽くしてくれます。

難しいことはありません。まずは、以下の3つのポイントだけ押さえておけば大丈夫です。

  • 月額料金や通話料の負担が軽くなる
  • 契約時の手数料などが無料になる
  • ahamoやirumoは対象外

申し込みには、以下のいずれかの手帳や証明書が必要です。
手元にあるか、確認してみてください。

  • 精神障害者保健福祉手帳
  • 身体障害者手帳
  • 療育手帳
  • 特定疾患医療受給者証
  • 特定疾患登録者証
  • 特定医療費(指定難病)受給者証

【メリット】月々の負担がどれだけ軽くなる?

ハーティ割引の大きなメリットは、なんといっても毎月の支払いの負担が軽くなる点です。

※以下の情報は2025年10月17日時点のものです。最新の料金・対象条件はドコモ公式サイトでもご確認ください。

1. 料金プランの割引

現在契約できるプランでは、データ使用量に応じて月額料金が割り引かれます。

現行プランの割引後料金表
プラン名データ量通常料金ハーティ割引後
ドコモ MAX無制限8,448円6,468円
~3GB6,798円4,818円
~1GB5,698円3,718円
ドコモ ポイ活 MAX無制限11,748円9,768円
ドコモ ポイ活 20無制限9,570円7,590円
~20GB7,898円5,918円
【詳細を開く】eximoなど新規受付終了プランの料金表
▼eximo / eximo ポイ活の割引後料金

eximo / eximo ポイ活の割引後料金表
プラン名データ量通常料金ハーティ割引後
eximo ポイ活無制限10,615円9,108円
eximo無制限7,315円5,808円
~3GB5,665円4,158円
~1GB4,565円3,058円

▼5Gギガホ プレミア / ギガライト等の割引後料金

5Gギガホ プレミア / ギガライト等の割引後料金表
プラン名データ量通常料金ハーティ割引後
5Gギガホ プレミア無制限7,315円5,808円
~3GB5,665円4,158円
5Gギガライト/
ギガライト
~7GB6,765円5,258円
~5GB5,665円4,158円
~3GB4,565円3,058円
~1GB3,465円1,958円

2. 通話オプションの割引

通話オプションの割引後料金表
通話オプション通常料金ハーティ割引後
5分通話無料オプション880円無料
かけ放題オプション1,980円1,100円
ハーティ割引について解説する「ななころ」
ななころ
最近はアプリでの連絡が主流ですが、私は「かけ放題オプション」を利用しています。なぜなら、病院や薬局、役所への問い合わせなど、どうしても電話が必要な場面が多いからです。通話時間を気にせず連絡できるのは、大きな安心につながります。

3. 各種手数料の無料化

スマホの契約や機種変更で意外と負担になる手数料が無料になるのも、嬉しいポイントです。

  • 各種手続きの手数料が無料:新規契約、機種変更、名義変更など(通常3,850円)が無料になります。
  • 初期設定サポートが無料:ドコモショップでのスマホ初期設定やデータ移行(通常3,300円)が無料になります。
  • 番号案内(104)が無料:通話料・案内料ともに無料になります。

4. その他サービス(spモードなど)の割引

例えば、スマートフォンでのインターネット接続に必須の「spモード」(通常330円→132円)や、「留守番電話」(通常330円→132円)をはじめ、30種類以上の対象サービスの月額使用料が60%割引になります。

【最重要】申し込む前に知っておきたい2つの注意点

メリットの多いハーティ割引ですが、申し込む前に必ず知っておいてほしい大切な注意点が2つあります。
これを知らないと、かえって負担が増えてしまう可能性もあるので、しっかり確認してください。

注意点1:「みんなドコモ割」と併用できない

これが最も重要なポイントです。
ハーティ割引は、家族でドコモを使うと負担が軽くなる「みんなドコモ割」と同時に利用できません。

「みんなドコモ割」は、同一「ファミリー割引」グループ内の回線数に応じて、2回線なら550円、3回線以上なら1,100円を月額料金から割り引くサービスです。

ハーティ割引を利用する場合、あなたは「みんなドコモ割」の対象外となりますが、家族の回線数を数える際には「1人」としてカウントされます。
そのため、家族は回線数に応じた「みんなドコモ割」を受けられます。

【解説】家族3人の場合、どちらの負担が軽くなる?
家族構成や契約状況によって、どちらの割引を選ぶべきか、全体の割引総額が変わってきます。

▼パターンA:あなたがハーティ割引を利用

  • あなた:ハーティ割引(eximoで-1,507円)
  • 家族A:みんなドコモ割(-1,100円)※3回線カウント
  • 家族B:みんなドコモ割(-1,100円)※3回線カウント

→ 割引総額:3,707円

▼パターンB:家族全員でみんなドコモ割を利用

  • あなた:みんなドコモ割(-1,100円)
  • 家族A:みんなドコモ割(-1,100円)
  • 家族B:みんなドコモ割(-1,100円)

→ 割引総額:3,300円

この例ではパターンAの方が割引総額は大きくなりますが、これはあくまで一例です。家族が契約しているプランや他の割引によって結果は変わるため、必ずあなたの状況で試算してもらうことが大切です。

注意点2:「ahamo」「irumo」は対象外

ドコモのオンライン専用プラン「ahamo」や、小容量プランの「irumo」は、ハーティ割引の対象外です。
これらのプランは元々の料金が安く設定されているため、割引が適用されません。

もしこれらのプランを利用したい場合は、ハーティ割引は適用できないので注意してください。

【体験談】私がハーティ割引を申し込んだ安心3ステップ

ここからは、私が実際にハーティ割引を申し込み、現在も利用している経験のすべてを、ありのままにお伝えしますね。
難しいことは何もなく、3つのステップで完了しました。

私の申し込み 3ステップ

  1. 【準備】対象の手帳や証明書を手元に用意する
  2. 【最重要】インフォメーションセンターで料金シミュレーションをしてもらう
  3. 【実行】ドコモショップで申し込む

ステップ1:【準備】対象の手帳や証明書を手元に用意する

まずは、先ほどご紹介した手帳や証明書を手元に用意します。
私の場合は、精神障害者保健福祉手帳を準備しました。

ステップ2:【最重要】インフォメーションセンターで最終確認

ドコモショップに行く前に、ぜひやっておいてほしいことがあります。
それは、ドコモ インフォメーションセンター(151/無料)に電話して、正確な料金シミュレーションをしてもらうことです。

ハーティ割引について解説する「ななころ」
ななころ
なぜ公式サイトのWebシミュレーションではダメなの?と疑問に思いますよね。実は、公式サイトのシミュレーターには、ハーティ割引を適用した場合の正確な料金を計算する機能がないんです。

インフォメーションセンターなら、専門のオペレーターの方が、あなたの現在の契約状況をしっかり見た上で、「ハーティ割引を適用した場合」と「今のままの場合」で、どちらが家計の負担を軽くできるか、丁寧に教えてくれます。

契約状況によっては、ハーティ割引を適用すると逆に負担が増えてしまうケースもあり得ます。
ドコモショップでがっかりしないためにも、この電話一本はとても大切です。

ステップ3:【実行】ドコモショップで申し込む

シミュレーションの結果、支払いの負担が軽くなることが分かったら、いよいよドコモショップへ。
事前に来店予約をしておけば、手続きは30分ほどでスムーズに終わりますよ。

【私の体験談】「ギガライト」でのシミュレーション

これは私が申し込んだ時の記録です。
プランは「ギガライト」で、妻と二人の契約だったので「みんなドコモ割」は2回線でした。

私のギガライトでの料金シミュレーション
項目ギガライト(ハーティ割引なし)ギガライト(ハーティ割引あり)
ギガライト ステップ13,465円3,465円
みんなドコモ割(2回線)-550円(適用なし)
ハーティ割引(適用なし)-1,507円
カケホーダイプラン1,870円1,100円
ケータイ補償サービス330円330円
ユニバーサルサービス料3円3円
電話リレーサービス料1円1円
合計(税込)5,119円3,392円
ハーティ割引について解説する「ななころ」
ななころ
このように、同じプランでもハーティ割引を適用するだけで、月々の負担が1,727円も軽くなりました。年間だと大きな違いになりますよね。

【参考】もし今、「eximo」で申し込んだら?

参考として、もし今あなたが一人で「eximo」を契約し、ハーティ割引を適用した場合のシミュレーションも見てみましょう。

eximo(一人契約)での料金シミュレーション
項目eximo(ハーティ割引なし)eximo(ハーティ割引あり)
eximo(~1GB)4,565円4,565円
ハーティ割引(適用なし)-1,507円
かけ放題オプション1,980円1,100円
合計(税込)6,545円4,158円

この場合、月々の負担が2,387円も軽くなります。
やはり、インフォメーションセンターであなたの状況に合わせて試算してもらうことが一番確実ですね。

ハーティ割引のよくある質問(FAQ)

最後に、ハーティ割引に関する細かい疑問について、Q&A形式でお答えします。
私がドコモのコールセンターやショップで直接確認した情報も含まれています。

いいえ、割引の対象にはなりません。
ハーティ割引は、対象の手帳などをお持ちの本人1回線のみに適用される割引です。

いいえ、ahamo、irumoはハーティ割引の対象外です。
これらのプランを利用したい場合は、ハーティ割引を適用できませんので注意してください。

ハーティ割引とdカード GOLDの特典(ドコモ利用料金の10%ポイント還元など)は、仕組みが違うため併用できます。

ただし、大切な注意点があります。
それは、ハーティ割引で月額料金が安くなると、その分dカード GOLDで還元されるdポイントも少なくなるということです。

例えば、月10,000円の支払いがハーティ割引で8,000円になった場合、還元されるポイントも1,000ptから800ptに減ります。
割引額の大きさと、ポイント還元のどちらを優先するかは、あなたのライフスタイル次第です。総合的に考えて判断するのがおすすめです。

ハーティ割引について解説する「ななころ」
ななころ

そのお気持ち、とてもよく分かります。私も最初に申し込むとき、自分の個人情報を渡すことに不安を感じました。そこで、ドコモのコールセンターや店舗のスタッフの方に「この情報が原因で、何かサービス利用に制限が出たり、不利益な扱いを受けたりすることはありませんか?」と直接確認しました。

ドコモからの回答は「ハーティ割引の適用資格を確認するためだけに使用し、それによってお客様が不利益な扱いを受けることは一切ありません」という明確なものでした。

ドコモはプライバシーポリシーを厳格に定めており、個人情報は厳重に管理されています。安心してサービスを利用してください。

ハーティ割引について解説する「ななころ」
ななころ

これは私もドコモショップで直接確認しましたが、更新のたびに手続きする必要はありません。実際に私も手帳を更新しましたが、ドコモから連絡が来ることもなく、割引は継続されています。

はい、割引は自動で引き継がれます。
ハーティ割引の対象プラン内で機種変更や料金プラン変更を行う限り、割引は継続されます。

現時点で、ドコモから廃止のアナウンスはありません。
これは社会福祉の側面を持つ大切なサービスですので、すぐに無くなる可能性は低いと考えられます。
もし万が一変更がある場合は、契約者に事前に通知があるはずです。

まとめ:あなたの使い方に、ハーティ割引は合っていますか?

ドコモのハーティ割引について、私の実体験や最新情報を交えて解説しました。
最後に、この記事の大切なポイントを振り返ります。

この記事のポイント

  • ハーティ割引は、月額料金や手数料の負担を軽くしてくれる、ドコモの福祉サービスです。
  • 最大の注意点は「みんなドコモ割」など、他の多くの割引と併用できないことです。
  • どの割引を選ぶのが最適かは、家族構成や使い方で変わるため、単純な比較はできません。
  • だからこそ、最終判断は必ずドコモのインフォメーションセンター(151)で、あなたの状況に合わせた正確な料金シミュレーションをしてから決めることが何よりも大切です。

見てきたように、状況は本当に人それぞれで複雑です。
だからこそ、この記事で「自分はどのパターンに当てはまるか」という当たりをつけた上で、最終確認としてインフォメーションセンターに相談してみてください。

ハーティ割引について解説する「ななころ」
ななころ
この記事が、あなたの最適なプラン選びの助けとなり、少しでも日々の負担を軽くするきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。

お気軽に感想をどうぞ

  1. ななころさん
    はじめまして。当方、障害者年金2級、スマホは所有しておりません。外出をする度に、連絡手段がなく(公衆電話のない地域)心細い思いをしております。普段電話は殆ど使用しないため、なかなか契約に踏み切れないのですが、前途のように交通事故や急な発作等で連絡が必要な場合を考えると、とても不安でございます。
    このように色々な選択肢があることを教えていただきありがとうございます。
    しかしながら、何をどう選択すれば良いのか・・・考えると混乱してきます‍
    使い易さから端末はiPhoneがいいかなぁ(普段、iPadを使用しております)と思いますが、お値段が
    Androidは慣れればよろしいのでしょうけど・・・
    端末によってお得なプランとかあるのでしょうか?
    何年も悩んでおりますが、いまだ決断出来ません
    アドバイス等ございましたら、いただけると幸いです(これにしろ!みたいに断定でも構いません)
    よろしくお願い致します

    なお、お返事はなさらなくても結構でございます。
    長々と失礼いたしました。

    • 野良猫さん、コメントありがとうございます。

      コメントの内容と一部想像を交えて、私なりにお答えします。

      外出先で突然の連絡が取れないのは不安ですよね。
      事故や発作などは一秒を争う事態です。
      できれば連絡手段は持っておいたほうが安心です。

      連絡手段だけ確保できればいいのであれば、選択肢は広がります。
      この記事はドコモの障害者割引の体験談ですが、大手企業だけにそれなりに月々料金はかかります。
      データ通信は使わないから少しでも安く済ましたい、というのであれば、ワンコイン以下で電話番号が持てる格安スマホ会社があります。

      しかし安いスマホ会社は設定を自分でしなくてはいけないというハードルがあります。
      そうなると窓口で相談できる大手企業が安心できます。

      iPadのご利用経験があるなら、iPhoneが良いですが高いですよね。
      最近では中古ショップで購入する人が増えているそうです。
      Androidに無理して慣れるくらいなら、電話に特化したらくらくフォンもあります。

      とりとめのない文章になってしまいましたが「予算」「用途」「設定サポートの必要性」をどのくらい重視するかによるかと思います。
      参考になれば幸いです。

      • ななころさん
        ご丁寧なお返事ありがとうございます
        参考にさせていただきます

        • 野良猫さん、お返事ありがとうございます。

          もし、またわからないことがあれば、なんなりとコメントしてください。
          よろしければ、また遊びにきてくださいね。

  2. ななころさんへ
    初めまして、私も、うつ病と25年以上闘病しているアラフィフの女性です。ネットで検索し、こちらのブログを拝見しました。私自身、闘病歴が長いので今は前向きになれず諦め状態です。
    ななころさんのように前向きに生きていらっしゃる方が逆に羨ましく感じます。
    ブログの内容が、とてもわかりやすく載っていますね。
    私も障害者手帳を取得しています、在住元の市役所で初めて手帳を取得した際に担当の方から教えていただき携帯のお店に手帳を持参し割引してもらっています。
    またブログ拝見しコメントさせていただくかもしれません。

    • Reeiさん、コメントありがとうございます。

      25年以上の闘病ですと、私より長いですね。おつらいでしょうね。
      Reeiさんは私が前向きとおっしゃってくれますが、気分の波は激しいです。
      体調の良いときに、同じような境遇の方のお力になれればとブログを書いています。

      市役所の方が携帯の割引を教えてくれるのは親切ですね。
      あまり知られてない制度なので、もっと広まってくれると嬉しいです。

      ぜひ、またブログに遊びにきて、気軽にコメントして下さいね。

      • ななころさんへ
        お返事ありがとうございました。
        そして、このブログの内容とは全く違いますが伺ってよろしいでしょうか?
        そして凄い長い文章になります。
        私は元会社員でしたが病んで初めてかかった病院は心療内科でした。
        なお病んだ理由は特定出来ません。
        心療内科に親と同伴で行き初診時の問診表に記入している際に親からカウンセリングを受けてみたらどうかといわれカウンセリング希望と記入しました。
        カウンセリングということが何であるのかは知っていましたが私自身が受けたいと思ったのではなく親から勧められたという感じです。
        そして心療内科医師と初めて問診しカウンセリングの時間が決まったら連絡をもらいカウンセリングを受け診察も受ける方向になりました。
        カウンセリングが決定し、いざカウンセラー(女性)と約1時間話しましたが私からの一方的な悩みや不安を話すだけでカウンセラーは、ただ聴くだけでメモも何も取りませんでした。
        そのようなカウンセリングを数回受けている中で、このカウンセラーとのカウンセリングは自分には悩みや不安の解消にはならず逆に負担になると共に心療内科に通院することも苦痛に感じると思い親に話すと同時に医師にも話し医師の診察と投薬治療だけにしました。
        ですが、なかなか改善されないこと(一時は改善され薬を飲まない時期もありましたが悪化しました)や医師への不信感も感じ20年通院した中で今は入院病棟がある精神科に転院し今も通院中です。
        精神科の担当医は初診から同じ医師ですが初診時にカウンセリングが治療には有効であるので勧めたいといわれました(精神科初診時は親が同伴してくれました) ですが心療内科通院時のカウンセラーのことを想い出し、即、「はい」とはいえず親とどうしようか相談した結果、カウンセリングを受けることに決めました。カウンセラー(女性)と初対面で挨拶をしてからカウンセリングを受けましたが、そのカウンセラーは私の喜怒哀楽に感じたことや思ったことをじっくり聴いて下さりメモもいろいろ書きとめてくれたので私にとっては凄い満足出来るカウンセリングでした。
        ただ3年経った頃にカウンセラーが異動となりました。
        後任のカウンセラー(女性)は決まっており再度、カウンセリングを開始しましたが私の喜怒哀楽を伝えたくても、そのカウンセラーの個人の話になってしまい、そのことが苦痛で具合が悪化しカウンセリングも止め今は同精神科医との診察・投薬のみです。
        精神科に通院してから電子カルテになり症状を話しても医師は電子カルテしか見ません。
        今は転院したい気持ちですが先日、在住元のお隣の市の心療内科に病院の案内があれば欲しいと伺ったものの、案内のような物はないと受付の方にいわれました。
        ただ直接、そこの医師と会わせてもらい少し話はしましたが、その心療内科は医師1人で予約制で内科・皮膚科・心療内科を診ていること、そして今はコロナ禍が関係しているのか不明ですが心療内科としては新患は受け付けておらず今後、いつ新患を受け付けるかも不明といわれたので諦めました。
        心療内科や精神科は今はいろいろ増えてますが医師(カウセリングを行うにもカウンセラー)との相性があります。
        私も在住元で自助会があり参加出来る日は参加してますが自助会に参加している方からは私の在住元にも何件も心療内科・精神科で自分に合う医師はいないと何人もの方が話してくれます。
        実際に診てもらわないと不明ですが何件も診てもらうのも疲労するだけですよね。
        ななころさんも通院されてらっしゃるかと思いますが、ご自分に合った病院は、どのように見つけられたのでしょうか、教えていただけるとありがたいです、わかりにくい長文で申し訳ないです。

        • Reeiさん、ご返信ありがとうございます。

          メンタル系の通院の場合は病院やカウンセラーとの相性はとても大切で、また合わない人も多いとよく聞きます。

          私の場合の話になりますが、病院は自分で選んでおらず、当時勤務していた産業医からの推薦でした。
          カウンセラーに関しては、前職で活用できた産業カウンセリング企業から、自分に合いそうな方を何人か選んで、納得できる方と続ける形となりました。

          カウンセラーとの相性が合わない場合は、正直に伝えて別のカウンセラーに変えてみるのも一つの手です。
          我慢してまでするものでもないですし、経済的な負担もかかりますからね。

          医師に関しては同じ病院だと変えられるのかは、病院内のルールになるので、転院になるかもしれません。
          もし今の医師との相性が悪く、受診自体がストレスになるのであれば、院内にいるMSW(医療ソーシャルワーカー)に相談してみるのもいいと思います。
          病院内でもあらゆる相談に乗ってくれる存在なので、医師に直接言いにくいことも聞いてくれます。
          MSWについては、別の記事に体験談をあるので、参考になれば嬉しいです。

タイトルとURLをコピーしました