薬をきちんと飲んでいるのに、気分の波がなかなか安定しない…。
病院では「異常なし」と言われたのに、原因不明の体調不良がずっと続いている…。
うつ病や自律神経の乱れによる不調を抱えているとき、「薬以外の選択肢はないだろうか?」と、あなたは今、そう思っていませんか?
私ななころも、長年うつ病の症状に悩み、鍼灸を試した一人です。
そして今回、同じように鍼灸で心身が楽になったという「ぺこさん」にお時間をいただき、二人で体験談を語り合いました。
うつ病で悩んだ私と、空気嚥下症で苦しんだぺこさん。症状は違えど、二人とも鍼灸によって心身が軽くなるような体験をしました。
この記事では、私たちのリアルな体験だけを元に、あなたの疑問や不安に一つずつお答えしていきます。
まずは、あなたが一番気になっているであろう「ぶっちゃけどうなの?」という核心から、見ていきましょう。
【Q&Aダイジェスト】鍼灸の効果は?痛みは?体験者が本音で回答
本格的な対談の前に、皆さんが最初に知りたいであろう疑問に、私たち二人がQ&A形式でサクッとお答えします。
Q1. 正直なところ、実感はありましたか?


Q2. やっぱり、鍼は痛かったですか…?


Q3. 費用はどれくらいでしたか?


【体験談】鍼灸で心と身体はどう変わった?2人のリアル対談

① 鍼灸との出会い、始めたきっかけ


② 初めての施術、痛みや雰囲気は?


③ 通い続ける中での心と身体の変化


【費用まとめ】鍼灸の料金相場・保険適用・医療費控除まで解説

Q1. 鍼灸の料金って、実際いくらくらい?
私たちの場合は、1回税込6,000円~8,000円ほどでした。
多くの鍼灸院では初回割引が用意されているので、まずはお試しで受けてみるのも良いでしょう。
Q2. 健康保険は使えないの?
また、対象となる病気も以下の6つに限られており、うつ病や自律神経失調症は原則として対象外です。
- 神経痛
- リウマチ
- 頸腕(けいわん)症候群
- 五十肩
- 腰痛症
- 頸椎捻挫後遺症(むちうち)
まずは自費で通い、もしこれらの症状にも該当しそうであれば、かかりつけ医と鍼灸師に相談してみましょう。
(参考:公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会|健康保険で鍼灸マッサージ治療を受けるには)
Q3. 医療費控除の対象にはなりますか?
年間の医療費が10万円を超える場合は、確定申告をすることでお金が戻ってくる可能性があります。
通院時の領収書は、必ず保管しておきましょう。
(参考:国税庁 タックスアンサー No.1122 医療費控除の対象となる医療費)
【失敗しない】鍼灸院の選び方と3つの確認ポイント

ポイント1:国家資格の有無を必ず確認する
まず大前提として、「はり師」「きゅう師」という国家資格を持つ施術者を選びましょう。
鍼灸院のウェブサイトや院内の掲示で必ず確認できます。
無資格での施術は違法であり、非常に危険です。
ポイント2:あなたの悩みに合う実績があるか(うつ病・自律神経など)
鍼灸院にも、腰痛や肩こり専門、美容鍼専門など、様々な特色があります。
ウェブサイトの「対象症状」や「お客様の声」の欄を見て、うつ病や自律神経失調症、不眠といった、自分の悩みに近い症状への施術実績が豊富かどうかを確認しましょう。
ポイント3:カウンセリングで「人柄や相性」を見極める
心身の不調を扱うからこそ、施術者との相性は非常に重要です。
初回の問診で、こちらの話を丁寧に聞いてくれるか、質問にしっかり答えてくれるか、院内の雰囲気はリラックスできるか、といった点をチェックしましょう。
「この先生になら、安心して身体を任せられる」と思えるかどうかが、継続の鍵になります。
まとめ:鍼灸はうつ病を乗り越えるための「お守り」になる選択肢


鍼灸は、世界的に注目されている代替医療の一つなのです。
大切なことなので繰り返しますが、鍼灸が全ての不調を「治す」ための特効薬ではありません。
しかし、薬の治療と並行して行うことで、
- 睡眠の質を高める
- 気分の波を穏やかにする
- 原因不明の身体の不調を和らげる
- 「頼れる場所がある」という安心感を得る
といった、心と身体を良い方向へ導く手助けになってくれる可能性があります。
もしあなたが今、出口の見えないトンネルの中にいるように感じているのなら、鍼灸は、あなたの足元をそっと照らしてくれる「心強いお守り」のような存在になるかもしれません。
この記事が、あなたが新しい一歩を踏み出すきっかけになれたなら、これほど嬉しいことはありません。
この記事を読んだあなたへ:次の一歩を踏み出すための3つのアクション
「鍼灸、少し興味が湧いてきたけど、何から始めればいいんだろう…」
もしあなたがそう感じているなら、最後に、今日からできる具体的なアクションを3つご紹介します。
まずは気軽に、Googleマップや地域の口コミサイトを開いてみましょう。
「〇〇市(お住まいの地域名) 鍼灸院 自律神経」のように検索すると、あなたの悩みに寄り添ってくれそうな場所が見つかるかもしれません。
いきなり予約するのは不安なもの。
「うつ病の症状で悩んでいるのですが、一度お話を聞いていただくことは可能ですか?」と一本電話やメールで問い合わせてみるだけで、院の対応や雰囲気が分かり、安心できます。
薬を服用中の方や不安が特に強い方は、まず主治医に「補完的な治療として、鍼灸を試してみたいのですが」と相談してみるのが最も安全です。
ちなみに、鍼灸以外のセルフケアも試してみたいという方は、私が重度の不眠症に悩んだときに試した対策をまとめた記事も、ぜひ参考にしてみてください。
あなたに合う場所や方法が見つかることを、心から願っています。
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