うつ病と天気や気圧変化の関係ってあるの?それって気象病かも?

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うつ病と天気や気圧の関係はあります

天気、気候と気圧変化がうつ病に関係すると思ったことはありませんか?

結論から言うと関係があります

これはうつ病などのメンタル疾患に限ったことではなく、あらゆる人に影響します。

天気によって気圧が変わるのはなぜ?

私たちが普段、口にしている「気圧」とは「気体の圧力」です。空気にも重さがあるので、地球の重力がかかります。場所によって気圧の平均値は変わりますが、同じ場所でも天気が崩れると、空気が上空に吸い上げられて上昇気流が発生します。これが低気圧になる原因です。

やおこ
やおこ

中学校の理科の授業で習った記憶があるような、ないような…

ななころ
ななころ

気圧が下がる原因は天気や季節などってことね。

気圧が下がるとどうなるの?

気圧が変化すると、その変化を感じ取る器官が耳の中(内耳ないじ)にあります。人は内耳で気圧の変化を感じ取り、交感神経が活発になり、神経物質を分泌して、体温の上昇や血管の収縮をさせます。つまり、気圧によって自律神経が乱れるのです。

ななころ
ななころ

車の走行中にトンネルの中に入ると、耳がキーンとなるのもそのためです。

自律神経ってなに?

自律神経には交感神経と副交感神経があります。それぞれ、役割が違います。簡単に表にまとめます。

自律神経の分類
交感神経副交感神経
役割活動中」の身体のバランスを整える休息中」の身体のバランスを整える
場面
  • 活動しているとき
  • 緊張しているとき
  • ストレスを感じているとき
  • 休息しているとき
  • 眠っているとき
  • リラックスしているとき

実はそれ、気象病かも?

実はそれ、気象病かも?

気象病とはなにか?

やおこ
やおこ

気象病?聞き慣れない言葉ね。

ななころ
ななころ

近年になって注目されてきた言葉みたいだね。ちょっと簡単に見てみようか。

気象病とは天気や季節の変化が原因でおこる身体の不調の総称で、頭痛やめまい、倦怠感、身体の痛み、抑うつ、吐き気などの症状があります。
やおこ
やおこ

よく雨が降ると「古傷が痛む」っていうのはそれね。

うつ病と気象病の関係性は?

気象病の不調の中に、抑うつがあります。うつ病などのメンタル疾患でもともと抑うつ症状がある方は、天気の変化によって悪化することはあります。急激な気圧変化があると、頭痛、身体がだるい、鬱々するなどの症状が現れる人もいます。

ななころ
ななころ

私は気圧が急激に低下すると、抑うつ症状や倦怠感が強まります。

梅雨や台風には特に要注意

気圧の変化は毎日ありますが、梅雨の時期は低気圧が続きます。雨や湿度でじめじめしているせいもありますが、梅雨時期になると身体がなんとなく重いという方は低気圧が続くからかもしれません。

また台風は特に要注意です。台風は熱帯低気圧の分類ですので、台風の通過により急激な気圧変化が起こります。この急激な気圧低下には気象病が特に発生しやすくなります。

やおこ
やおこ

でもさ、梅雨とか台風って自分の力ではどうしようもないじゃない?

ななころ
ななころ

そうだね。だから、これからはその対策についてお話するよ

気象病の対策はできます

気象病の対策はできる

気圧グラフの変化を事前に調べよう

気圧の変化は天気予報で事前に予測できます。気圧配置を見れば自分が住んでいる地域の気圧の変化がわかります。今はスマホに天気予報アプリを入れている方が多いと思うので、それを活用すると便利です。

やおこ
やおこ

天気と一緒に気圧配置図も見ればいいのね。でも待って。専門知識ないからわからないよ。

ななころ
ななころ

そんな時にわかりやすいサイトやアプリを紹介するよ。

有名な「ウェザーニュース」の天気予報サイトに「天気痛予報」というコーナーがあります。天気痛という表現ですが、気圧変化がすぐにわかります。

もう1つは「頭痛ーる」というサービスです。こちらも、気圧グラフが表示されて、急激な気圧低下や警戒マークをわかりやすく教えてくれます。

どちらもスマホやパソコンのブラウザから見ることができますので、住んでいる地域のページをブックマーク(お気に入り登録)しておくと便利です。また、iPhone、Android用のアプリもありますので、アプリのプッシュ通知機能で気圧の変化をリアルタイムに教えてくれます。

ななころ
ななころ

私は「頭痛ーる」のスマホアプリを利用しています。

自律神経を整えよう

気象病の正体は「自律神経の乱れ」ですので、それさえわかってしまえば、恐れる必要はありません。自律神経を整えてあげればいいわけです。

自律神経の整える基本編
  • 朝に起きたら太陽の光を浴びる
  • ストレッチなど軽い運動をする
  • ぬるめの湯船にゆっくりと浸かる
  • バランスの取れた食事を3食とる
  • しっかり睡眠をとる
やおこ
やおこ

基本は大事よね。でも、うつ病で気圧低下でしんどい時に、ストレッチとかお風呂とか難しいよね?

ななころ
ななころ

言われてみればその通り…。ただでさえ、普段からできないことだもんね。じゃあ、うつ病の人向けの応用編ね。

うつ病の人向けの応用編
  • 起きた時間にカーテンを開ける「だけ」
  • シャワーを「できたら」浴びる
  • 朝昼晩決まった時間に「何でもいいから」口に入れる
  • ときどき深呼吸する「だけ」
  • つらい時は我慢せず「おくすり」(頓服薬)を飲む(※主治医の許可は得て下さい)
やおこ
やおこ

これなら、無理なくできるかもしれないわね。

ななころ
ななころ

これは私が実際に実践しているものです。できる範囲でやっています。

やおこ
やおこ

でも、シャワー浴びたりするのさえしんどい時もあるんだよ?

ななころ
ななころ

そうなんだよね。つらくて何もできない時は番外編を紹介するよ。

何もできないときの番外編
  • 何もせずじっと待つ
  • 気圧のせいだと割り切る
やおこ
やおこ

あら、突然のあきらめモード笑

ななころ
ななころ

ちょっと極端に見えるけど、ちゃんと理由があるんだよ。

うつ病の症状がひどい時は、とにかく何もできません。そんな時は何もしなくていいと思います。身体やこころが求めているSOSに従うのも治療の1つです。眠いなら寝る。眠れないならだらだらする。そして、気圧が安定するのをじっと待つのも大切です。症状が安定してきたら、応用編、基本編を少しずつできるようになればいいのです。

大切なのは気圧が低下するとわかっていれば、体調の悪化が予測できるので、事前に心構えができます。なので、うつ症状がひどくなっても、それは気圧のせいだと思えば気分が楽になります。

気圧変化による体調悪化があまりにひどい時は、迷わずに主治医に相談して下さいね。
ななころ
ななころ

今回は気象病についてお話しましたが、普段から自律神経を整えるようにするのが大切です。それは別の記事にまとめてありますので、よければ読んでみて下さい。

うつ病と天気や気圧変化の関係ってあるの?それって気象病かも?のまとめ

うつ病と天気や気圧変化の関係ってあるの?それって気象病かも?のまとめ

天気や気圧低下によるうつ症状の悪化の原因が気象病が関係しているということがわかりました。原因と対策さえわかってしまえば、極度に恐れる必要もありませんし、何より事前に予測をすることができます。天気と一緒に気圧グラフを調べる習慣をつけておきましょう。うつ病の症状に応じて、無理のない範囲で対策して下さいね。

ななころ
ななころ

雨がやんだあとは、空にはきれいな虹がかかります。それと同時に、体調もだんだん安定していきます。

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