うつ病の治療法の3本柱は「薬物療法」「休養」「精神療法」

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うつ病の治療法の3本柱とは

やおこ
やおこ

今までうつ病の治療法をいろいろ試してきたみたいだけど、どんなものがあるの?

ななころ
ななころ

国が定めている標準療法から民間療法までいろいろあるね。
私もいろんなものを試したよ。
やっぱりちゃんとエビデンス(科学的根拠が証明されている)があるものが基本になると思うよ。

やおこ
やおこ

おくすりを飲むだけじゃだめなのかな?

ななころ
ななころ

それももちろん必要だよ。
ではここで国が定めている標準療法から民間療法まで幅広く説明するね。

標準療法の3本柱が基本

基本的には3つの標準療法

  1. 薬物療法(おくすりを飲む)
  2. 休養(しっかりと心身を休める)
  3. 精神療法(自分と向き合う)

薬物療法(おくすりを飲む)

薬物療法とは病院に通院して、処方されたおくすりを飲むことです。

それは当たり前と思うかもしれません。
しかし、病院に行かない人や途中で通院をやめてしまう人は少なくありません

うつ病は脳の病気ですので、きちんとおくすりを飲むのが大原則です。
そして、保険が適用されるということは、国が認めている治療法ということです。

ななころ
ななころ

「薬物療法」については別の記事に詳しくまとめてあります。

休養(しっかりと心身を休める)

そのままの意味でしっかり休むということです。

働いている人ならば仕事を一定期間お休みする。
専業主婦・主夫であれば、家事や育児を家族や頼れる人へお願いする。
そして、しっかりとこころと身体を休めることが治療です。

うつの症状がひどい場合は入院という形を選ぶこともできます。
希死念慮(消えていなくなりたい気持ち)がある場合は、医師から入院を勧められることもあります。

また「休養=安静にする」と考える人もいますが、こころの疲労を抜くことも大切ですので、体調が安定してる状態(回復期)であれば、好きなことを楽しむ時間を作るのも大切です。

ななころ
ななころ

「休養」については別の記事に詳しくまとめてあります。

精神療法(自分と向き合う)

精神療法は一般的にはカウンセリングです。

「カウンセリングってうつ病の人に必要あるの?」と思うかもしれませんが、これも大切な治療法です。
こころの専門家であるカウンセラーと話をすることで、こころに抱えている悩みを聞いてくれます。
聞いてもらうだけでなく、自分のこころと向き合うことで、治療に必要な課題を解決したり職場復帰した時に再発しないための対応策を一緒に考えます。

しかし、カウンセリングは保険適用外のケースが多いので、経済的な負担は小さくありません。
また、うつ病の症状がつらい時は、こころの負担になりますので、主治医の許可を得てカウンセリングをするだけの体調が整っている場合に限ります。

ななころ
ななころ

「精神療法」については別の記事に詳しくまとめてあります。

その他の治療法や民間療法

その他の治療法や民間療法

やおこ
やおこ

なるほど、ちゃんとした標準療法があるのね。
よく耳にする民間療法はどうなの?
「これをすれば一発で治る!」みたいなの。

ななころ
ななころ

民間療法もいろんなものがあるよね。
医師が独自に勧めているものや医療従事者ではない人が言っているものまで。
いくつかは私が経験したものは体験談で記事にしていくけど、実践する場合は自己責任になります。

全ての民間療法を否定はしません。
歴史が浅く科学的根拠がまだ証明されていないだけで、数年後に証明されるかもしれません。
実際に標準療法と併用して回復が早まったという人もいます。
新しい療法を試すときには主治医やカウンセラーに相談することが大切です。

その他の治療法や民間療法の一覧例

  • 運動療法
    • 身体に負担のない程度の運動を習慣付ける療法
  • 高照度光療法
    • 高照度光器具を用いて人工の光を浴びる療法
  • 修正型電気けいれん療法
    • 頭部に電極をあて電気刺激を与える療法
  • 鍼灸
    • はりとおきゅうで自律神経を整える療法
  • 食事療法
    • 食生活の見直しによって必要な栄養素を摂り入れる療法
  • 音楽療法
    • 音楽を聴くことでこころをリラックスさせる療法
ななころ
ななころ

実はほとんど試した経験があります。
今後、詳しく記事にします。

うつ病の治療法の3本柱は「薬物療法」「休養」「精神療法」のまとめ

うつ病の治療法の3本柱は「薬物療法」「休養」「精神療法」のまとめ

  1. 薬物療法(おくすりを飲む)
  2. 休養(しっかりと心身を休める)
  3. 精神療法(自分と向き合う)

うつ病の治療には様々な選択肢があります。
人によって効果が違うので「これをすれば間違いない!」というのは難しいですが、科学的根拠のある標準療法が基本だと思います。

新しい治療法も日々研究されています。
試してみたい治療法がある場合は、そのメリットやデメリットをよく調べて、主治医やカウンセラーとよく相談のうえ、ご自分に合った方法を取り入れて下さい。

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