- コロナで訪れる新しい生活様式を知りたい
- コロナストレスにより体調が悪化している
- いま、うつ病で悪化するのではないかと心配している
コロナ禍がなかなかおさまらないわね。
日本でも終息するまでに時間かかりそうだね。
早く元の生活に戻らないかしら。
コロナが終息したあと(アフターコロナ)や終息しなかった場合(ウィズコロナ)に、元の生活には戻らないかも…。
今後は世界全体で「新しい生活様式」が定着していくと思うよ。
アフターコロナ、ウィズコロナ時代に訪れる生活様式の変化
新しい生活様式とは
2020年5月4日に厚生労働省が公表した実践例を引用します。
出典:厚生労働省 「新しい生活様式」の実践例
今まさにみんながしていることね。
これが今後定着するっていうの?
WHO(世界保健機関)が2020年5月14日に発表した内容では、新型コロナは根絶はできない可能性を指摘したんだ。
つまり、「風土病」として定着する可能性だね。
もしそうなったら、生活全体を変えないといけないわ。
では、新しい生活様式を一つずつ読み解いていこうか。
一人ひとりの基本的感染対策
- 身体的距離の確保(ソーシャルディスタンス:社会的距離)
- マスクの着用
- 手洗い、うがいの徹底
ソーシャルディスタンスやマスク着用は今後も続くでしょう。
日本人は清潔な国民性ですし、もう馴染んでますね。
日常生活を営む上での基本的生活様式
- 3密(密集、密接、密閉)の回避
- 日々の健康チェック
- 健康意識、衛生意識の向上
3密の回避が定着するため、人が集まるようなもの全てに影響します。
詳しくは次に細かく説明します。
日常生活の各場面別の生活様式
- 買い物スタイルの変化
- ネットショッピングの利用が加速
- 店舗内での人との距離を保つ
- 店舗の電子決済(キャッシュレス)が加速
- 娯楽やスポーツの変化
- ライブや映画、スポーツ観戦はオンライン視聴型へ変化
- 直接の観戦は少人数の完全予約制
- 交通機関の変化
- 公共機関の利用減少
- 時差通勤の推進
- 食事スタイルの変化
- 持ち帰りやデリバリーの利用が加速
- 大人数が集まる食事会や飲み会の減少
- オンライン飲み会の定着
この変化はとても大きいですね。
今までの当たり前が激変します。
人との接触を避けるなら、日常生活そのものを変えないといけないのね…
働き方の新しいスタイル
- テレワーク(リモートワーク)の定着
- テレワークが今後も継続
- 会議のオンライン化
- 時差通勤
- 直接出勤が必要な職業の場合は通勤時間帯の分散
- オフィスの人との距離
- オフィス内でのデスクの距離を確保
- パーテーションの設置
働き方の変化にも大きな影響が出ると予想します。
自宅での勤務が可能な業界や職種であれば、可能な限りテレワークが推進されていくでしょう。
新しい生活様式における熱中症予防行動のポイント
2020年6月22日に厚生労働省が熱中症予防行動(リーフレット)を公開したので紹介します。
出典:厚生労働省 「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント
新しい生活様式とうつ病との関係性を予想します
うつ病との関係性って、うつ病の人が増えるってこと?
増えるというマイナス面と、現在うつ病治療中の人へのプラス面と両方あると思うんだよね。
ここからは私自身の予想となります。
新しい生活様式の変化による新規うつ病は増加すると予想
人は変化に対してストレスを感じます。
生活や働き方に変化が出てば当然それが原因でうつ病を発症する人も出てくるでしょう。
いま現在、専門家が警鐘を鳴らしている「コロナうつ」「テレワークうつ」については、別記事にわかりやすくまとめてありますので、参考にして下さい。
現在のうつ病治療者にはプラスになると予想
うつ病を治療中の人や寛解して再発を予防している人には追い風になるのではと個人的には推測しています。
その根拠を並べます。
【プラスになる4つの根拠】
- テレワークの推進により働き方の多様化
- 自宅で個人作業に集中できる
- 満員電車からの解放
- 出張や常駐の減少(オンライン化)
この4つの根拠は全て「ストレスの緩和」に繋がるといえます。
職種上、テレワークができない場合は、可能な業界へ転職する選択肢もあります。
4つの根拠がプラスになる人もいますが、逆にストレスに感じる人もいるため、全員に当てはまるわけではありません。
そうね、直接人と接して仕事したいって人もいるものね。
アフターコロナ、ウィズコロナ時代の新しい生活様式とうつ病との関係まとめ
日常生活や働き方が変化するということは、更に大きく言えば生き方自体の変化とも言えるかもしれません。
コロナ禍がいつ終息するのかは誰にもわかりませんが、新しい生活様式に順応するために、生き方自体を変えるきっかけになる人もいるでしょう。
実際、私も今まさに働き方や生き方を選ぶ分岐点にいると感じていています。
新型コロナのようなウイルスがいつまた世界に蔓延するかは誰にも予測がつきません。
しかし、人はいつの時代も変化に対して順応してきました。
変化を恐れず、それをプラスに考えることで、新しい生き方を考えるチャンスになるのではないかと考えています。
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