休めない罪悪感
「うつ病です。まずはお休みしましょう」
お医者さんにそう言われて、
ベッドに横になる、こころさん。
でも、心は少しも休まらない。
「みんな働いているのに」
「私がいないと迷惑が……」
黒くてトゲのある鎖のような罪悪感が、
心をぎゅうっと縛りつける。

鎖と涙
焦れば焦るほど、
鎖はきつく、きつく体に食い込んでくる。
「どうして、休むことって
こんなに苦しいんだろう……」
こころさんの瞳から、
ぽろりと涙がこぼれ落ちた。

一番大切なお仕事
涙の向こうに、
あの日の光景がよみがえる。
丸いめがねの先生が、
やさしく言った。
「焦らなくて、いいんですよ」

あなたにとって一番大切なお仕事です」

解放と眠り
「”お仕事”……そっか」
休むことは、逃げじゃない。
未来の自分のための、
今できる、たったひとつの大切なこと。
ぎゅっと握りしめていたこぶしを、
こころさんは、そっと開いた。

こころさんは、
深い、深い眠りに落ちていった。
夜明けの光のような、
やわらかな温もりに包まれながら。
VOICEVOX:小夜/SAYO





VOICEVOX:小夜/SAYO / Music: Til Death Parts Us
第3話 からっぽになる練習
「でも、やっぱり休むのがつらい…」
もしあなたがそう感じてしまうなら、大丈夫。
その理由と、心を軽くするための具体的なヒントを、こちらの記事にまとめました。





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