【読むのがつらいあなたへ】1分でわかるイラスト物語|やまない雨と、勇気のひとしずく

「こころの絵本」第2話『やまない雨と、勇気のひとしずく』の表紙イラスト。主人公こころさんが、希望の光が差すドアをそっと開け、心療内科へ踏み出す勇気を象徴。
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第2話 やまない雨と、勇気のひとしずく

やまない雨と孤立感

こころの雨は、
もうずっと やまない。

雨の窓辺で物憂げに座るこころさん、うつ病の続く不調を表現

みんな じょうずに
傘をさしているのに。

どうして私だけ、
こんなに ずぶ濡れなんだろう。

街の雑踏で一人うつむくこころさん、うつ病による孤立感を表現

病院に行くことへの葛藤

「気のせいだよ」
「甘えてるだけだよ」

病院に行くなんて、
おおげさかもしれない。

布団の中で不安な表情でスマホを見るこころさん、病院に行くことへの葛藤

背中を押すやさしい光

でも、
「無理しなくていいんだよ」

そのやさしい光が、
凍えた心を そっと溶かした。

温かいマグカップが優しく手渡される様子、他者からのサポートを象徴

勇気のひとしずく

ふるえる指で押した
ひとつのボタン。

それは、とても小さな、
でも確かな「勇気のひとしずく」だった。

スマホの予約ボタンを押そうとする指先のクローズアップ、心療内科へ踏み出す勇気

回復への希望

まだ雨は やまないけれど。

空の向こうに、
虹のかけらが見えた気がした。

窓の外の小さな虹を見上げるこころさん、うつ病回復への希望の兆し

病院に行くのは、
とても勇気がいることだと思います。

でも、もしあなたが
「やまない雨」の中にいるのなら。

どうか、思い出してください。
ひとりで濡れ続ける必要はない、ということを。

あなたの勇気のひとしずくが、
あたたかい光につながることを、心から願っています。

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