第2話 やまない雨と、勇気のひとしずく
やまない雨と孤立感
こころの雨は、
もうずっと やまない。

みんな じょうずに
傘をさしているのに。
傘をさしているのに。
どうして私だけ、
こんなに ずぶ濡れなんだろう。

病院に行くことへの葛藤
「気のせいだよ」
「甘えてるだけだよ」
病院に行くなんて、
おおげさかもしれない。

背中を押すやさしい光
でも、
「無理しなくていいんだよ」
そのやさしい光が、
凍えた心を そっと溶かした。

勇気のひとしずく
ふるえる指で押した
ひとつのボタン。
それは、とても小さな、
でも確かな「勇気のひとしずく」だった。

回復への希望
まだ雨は やまないけれど。
空の向こうに、
虹のかけらが見えた気がした。

病院に行くのは、
とても勇気がいることだと思います。
とても勇気がいることだと思います。
でも、もしあなたが
「やまない雨」の中にいるのなら。
どうか、思い出してください。
ひとりで濡れ続ける必要はない、ということを。
あなたの勇気のひとしずくが、
あたたかい光につながることを、心から願っています。
病院へ行くか迷っているあなたへ。初診の流れや、不安を和らげるヒントをこちらの記事でやさしく解説しています。




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