- X(旧ツイッター)やインスタグラムで青いブレスレットの画像を見たことがある
- どんな意味の運動なのか知りたい
- 他にもある色(黒、赤、オレンジ、緑)のブレスレット運動の一覧を知りたい

SNSを見てると手首に青いブレスレットをしてる写真をよく見るの。なにか知ってる?

それは「青いブレスレット運動」だね。前からずっと気になってたんだよね。というわけで、調べてみたよ。
青いブレスレット運動とは
青いブレスレット運動はネット発祥
青いブレスレット運動という言葉を調べたところ、Googleトレンド(過去の検索件数を調べるサービス)の検索件数を見ると、2013年から検索されるようになり、その後は継続的に検索されています。
さらに、Googleで一番古い情報を調べたところ、2012年5月12日がいま最も古い情報です。

ということは、2012年に生まれた言葉なのかな?

調べたかぎりでは、ある個人がインターネットを通して呼びかけた運動みたいだね。それに賛同した人たちがSNSやブログを通して広がっていったみたいだよ。
この運動は現在はX(旧ツイッター)に場所を移して最も活発化しているようです。
ハッシュタグで「#青いブレスレット運動」という言葉も生まれています。
さかのぼってみたら、2014年7月28日が最初のツイートでした。
情報はさまざまあるのですが、提唱した人の情報やオリジナルのデータはすでに削除されているようで見つかりませんでした。
一部ではmixiでの活動が発祥ではないかと言われています。
青いブレスレットの意味
提唱した人の情報を引用したかったのですが、オリジナルデータが見つからなかったため、私なりにまとめた情報を載せます。
最初の提唱と今では、すこし意味合いが変わっている部分もあるので、いま現在のものにしています。
- 自分や大切な人が自傷行為している(または過去にしていた)
- 青いものならブレスレットでなくても構わない(ヘアゴム、ミサンガ、シュシュ、腕時計でもOK)
- 付ける意味は「一人じゃない」
- 右手でも左手でもOK、足に付けてる人もいる
- 同じ色のブレスレットを付けることで味方という意味

簡単にまとめるとこのような運動です。

なるほど。同じ色のものを付けることで「私は一人じゃない」という味方になるのね。

この運動の興味深いところは、個人が提案したところと、それがインターネットを通して日本中に広がったところだね。
他にもある色んな種類のブレスレット運動

青いブレスレット運動は知っていたんだけどね。調べていくうちに他にもいろんな色のブレスレット運動があるって知ったんだよ。

え、どんなの?どんなの?
黒いブレスレット運動
- 生きるのがつらい人
- 自傷行為をしている人もいる
- 付ける意味は「自由・思うようにやればいい」
赤いブレスレット運動
- いまも自傷行為をしていて、自傷を見せ合う
- 付ける意味は「負けないで・諦めないで」
オレンジブレスレット運動
- 起立性調節障害(OD:Orthostatic Dysregulation)で悩んでいる
- 付ける意味は「健康・活気」

起立性調節障害がどんな病気かは、別の記事に詳しくまとめてあります。
緑のブレスレット運動
- 過敏性腸症候群(IBS:Irritable Bowel Syndrome)で悩んでいる
- 付ける意味は「安らぎ」

色によって意味合いが変わってくるのね。

本人はもちろん、応援したい人が付ける場合も多いみたいだよ。
こちらは、付ける意味合いが更に広がります。
青いブレスレット運動とは?色で意味が変わるネット生まれの運動のまとめ
ブレスレット運動については、さまざまな病気や環境で苦しんでいる人と支える人のしるしです。
現代ならではのインターネット生まれで、運動もネット中心というのが興味深いですね。
法的な制度ではありませんが、付けることでこころが勇気づけられる人は、賛同してみてはいかがでしょうか。
お気軽に感想をどうぞ
これを読んで、青系のミサンガをつけ始めました。
今も自傷行為をやっているんですが、このような運動があり、なんだか安心しました。
まだ、高校生以下なので、自分の思うようにミサンガを付けられませんが、できる限りやっていこうと思います。
個人的には黒色のブレスレッド運動を応援したいです。私も色々悩みを抱えていたので、その気持ちがよく分かります。
ぴーすさん、コメントありがとうございます。
すでに青いミサンガはつけているんですね。
黒であれば2本つけるか、編み込みして1本にする方もいるようです。
つらい悩みを抱えているのはお察しします。
「一人じゃない」ですからね。