うつ病で休職する時に確認しておく7つのポイント

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休職することを考えてたり、決定した場合

ななころ
ななころ

うつ病で仕事を休職せざるを得ないケースってあるよね。

やおこ
やおこ

うつ病の治療には長い期間が必要になる場合もあるもんね。

ななころ
ななころ

もし休職をいま考えている、もしくは決定した場合に事前にした方が良いことを紹介するね。

休職する際はこの7つのポイントをおさえよう

休職する際はこの7つのポイントをおさえよう

休職が会社の制度上可能か調べる

休職制度というのは法律上で義務付けられているものではありません。
まずは社内にある就業規則に休職制度があるかを確認しましょう。

同時に、上司や人事担当者など制度を知っている人に直接確認して下さい。
多くの企業であれば制度上可能な場合が多いようですが、企業によっては規則上定められていない場合もあります。
その場合は休職はできませんが、有給休暇や欠勤での対応が可能な場合もあります。

まずは「調べる、相談する」ことから始めましょう。

ななころ
ななころ

最初はひとりで悩まずに相談することから始めましょう。
抱え込んでしまっては体調は良くなりません。

休職の可能期間を会社に確認する

休職の可能期間(いつからいつまでか)は会社の制度や勤労年数によって異なります。
数ヶ月から数年単位まで様々です。
休職が決定した場合は、期限を必ず確認しましょう。

休職は復職(職場復帰)が前提ですので、この期限が治療する1つの目安期間になります。
また、主治医やカウンセラーはこの期限を意識した治療方針を考えます。
休職中は会社と連絡する機会が減りますので、最初に確認した方が良いです。

ただ、この期間をデッドラインという捉え方をすると治療の焦りに繋がりますので、確認して記録だけしたら焦らずゆっくり治療に専念しましょう。

ななころ
ななころ

休職制度は会社が病気や怪我を治すために休ませてくれる制度です。
元の職場に戻るのが前提ですので、事前に期間は確認しておきましょう。
特にうつ病などのメンタル疾患の場合は、治療期間が予測しづらいです。

復職の条件を確認する

復職する際には主治医と産業医による判断があります。
復職条件を事前に確認しておきましょう。

休職する時期は精神的につらい場合もありますので、うつ病の症状がある程度落ち着いてから確認しても良いです。
主治医が復職可能と判断しても、産業医は復職不可と判断する場合もあります。
どういう状態まで病状を安定させて、どこまで活動をできるようになればいいのか、条件を確認するのは大切です。

ななころ
ななころ

うつ病などのメンタル疾患の場合は怪我と違って全く元通りというのはなかなか難しいです。
完治ではなく寛解(症状が穏やかであること)を目指します。
どのレベルまで心身の状態を回復させておけば良いかは重要なポイントとなります。

会社との連絡方法を決めておく

休職期間は療養に専念したいですが、会社と連絡を定期的に取る必要が出てきます。
最低限、次のことは決めておきましょう。

  • 連絡窓口を誰にするか(産業医、上司、人事担当など)
  • 連絡頻度はどうするか
  • 連絡方法(対面、電話、メールなど)
  • 診断書の提出方法(対面、郵送など)
ななころ
ななころ

長期間、休職していると会社の制度が変わる場合もあります。
また毎年の手続き(年末調整など)をする必要があります。
ですので、連絡方法をきちんと決めておくといいですね。

傷病手当金を申請する

会社によっては休職社員にも一定の給与を支払ってくれる所もありますが、無給になるケースもあります。
経済的な負担はこころの負担に繋がりますし、生活を維持できなくなります。

そこで、全国健康保険協会の傷病手当金の制度を活用しましょう。
最長1年6ヵ月間、給与の約2/3を受け取ることができます。
給与の支払いがあっても、傷病手当金の金額(給与の約2/3)よりも少ない場合は、その差額を受給することができます。

ななころ
ななころ

療養中にお金の心配は更にメンタル悪化につながります。
活用できる制度は活用させてもらいましょう。

うつ病の治療方針を決める

うつ病は早期治療、適切な治療が大切です。
間違った過ごし方をしてしまうと治りが遅くなりますので、治療方針を主治医とよく相談して下さい。
必要であれば、同時にカウンセリングも併用しましょう。

標準的な治療法は別記事にまとめてあります。

退職を選択する場合は

休職制度がない場合は退職という選択を取ることになります。
退職後でも条件を満たせば傷病手当金を受け取ることができます。
条件を満たしているか調べてみる価値はあります。

退職後、うつ病のつらい時期(急性期)にすぐに転職活動をするのは心身的に難しいので、治療に専念しましょう。

うつ病で休職する時に確認しておく7つのポイントのまとめ

うつ病で休職する時に確認しておく7つのポイントのまとめ

うつ病が原因で休職せざるを得ない状況になった時のポイントをまとめました。
休職するときは心身共に弱っており、行動するのは難しいと思いますが、あとで心配のタネを増やさないために最低限のことを紹介しました。

ポイントを確認したら、あとは治療に専念してほしいです。
うつ病は適切な治療をすれば時間はかかっても治らない病気ではありません。
焦らずゆっくり治療していきましょう。

また、会社は復職してまた戻ってくることを前提に休職を認めてくれます。
治療を終えて寛解まで回復したら、また職場復帰する日を目指しましょう。

お気軽に感想をどうぞ

  1. ご無沙汰してます。
    うつ病youtuber ぺぇすけです!

    いつもTwitterでハート等反応ありがとうございます(※励みになってます)

    いつも興味をもち、ブログ拝見しています。
    今回も共感多く拝見致しました。
    更によくなるのであれば、
    7つのポイントを記載した方が良いかなと思い、コメントしました。
    (※生意気だったらすみません)

    ただ、僕自身人事かつ役員として働いていたので面接や、どういう人を採用したい等企業側の気持ちも把握しているつもりです。

    ですので、そういう部分もおりこんだうえでアドバイスをすると更に良い記事になると思いました!

    (100点の記事が120点になると個人的に思います)

    出過ぎたマネでしたら、申し訳ありません。

    引き続きよろしくお願い致します!

    • ぺぇすけさん、こちらこそいつもツイッターでリプやいいねありがとうございます。
      ぺぇすけさんのYouTubeも視聴して楽しませてもらってます♪

      今回の記事について、まずは共感してもらえてありがとうございます。
      そして、何よりも内容に対するアドバイスを頂けたことが本当に嬉しいです。
      このようなコメントが更に記事を良いものにできるので貴重です。

      確かに休職者目線でしか考えていなかったので企業側の視点というのは大切ですね。
      その視点もよく調べ考えて記事を更に良いものにしてみますね。本当にありがとうございます_(._.)_

      こちらこそ、今後ともブログ、ツイッター、YouTubeでよろしくお願いします。